投資するなら、余剰資金は絶対に持つこと
現金をすべて投資に回してはいけない
投資を行う上で、貯金をすべて投資に回すのはNGという文言はよく聞く話でした。
今回そのことを身をもって体験したため、お伝えしたいと思います。
投資用の貯金を持つことの必要性
もちろん私自身もそうですが、貯金しているお金は学生のころからコツコツと貯めてきたお金です。
投資に関する費用は、毎月の給料から一定を積み立てて投資していました。
具体的には毎月5万円程貯金し、30万円程たまったら株の購入にあてがうなどです。
しかし、ここで問題が発生してしまいました。
今回の年始に起こったイランの某司令官の事件によって、報道された当日は株価は大幅に下落しました。
しかし、後日には下がった株価は戻り、プラスに転じている株銘柄も多くありました。
一言でいえば「株のセール期間」だったのです。
正直に言って私もこの間に株を買いたいと思っていましたが、手持ちに株を買うためのお金を持ち合わせていませんでした。
ただ、セールの状況を指をくわえて見ているだけで終わってしまいました。
投資用の貯金があったら?
ここでイフの話です。
この時に私が投資用の貯金として、仮に50万円もっていたらどうだったでしょうか?
そして狙っていた株が大幅下落して、本来は60万円の価値がある銘柄が50万円になっていたとしましょう。(10万円の銘柄×5と考えることも可能です。)
そして、事件当日にその銘柄の株を買い、翌日には60万円の価値に戻っている・・・。
たった一日にして10万円の勝ちです。
そのチャンスが目の前に転がっていたにもかかわらず、投資用の貯金がなかったために購入することができませんでした。
考えようによっては10万円を手に入れるチャンスがなくなった→10万円損したと捉えることもできます。
この苦い経験を活かしながら、今後も投資活動を続けていきたいと思います。
まとめ
投資用の貯金を用意していくことで、企業の不祥事や世界不安などの理由で株価が大幅に下落した時にセール価格で購入することができることです。
重要な理由はその不祥事などが、今後の経営に対して影響はないか?のリサーチをすることです。
少し前に流行ったバイトテロなどが原因で株価が大きく下がった企業もありますが、経営自体は傾いていません。
つまり「セール期間」と考えることができます。
しかし敏腕社長が不正を働いたことによって、失脚し経営に大きな影響を与えている会社もあります。
これは「セール期間」と捉えることはできません。
今後もこういった、リアルな体験談を適宜ご報告していきたいと思います。